赤い缶の「サクマ式ドロップス」は消えても、緑の缶の「サクマドロップス」はこれからも

「サクマ式ドロップス」を製造、販売する佐久間製菓が23年1月20日で廃業するとのニュースがありました。
赤い缶の「サクマ式ドロップス」製造企業、来年1月廃業…原材料価格の高騰などで

新型コロナウイルスの感染拡大によって需要が減少したことに加えて、原材料価格やエネルギー価格の高騰などもあって事業の継続が難しかったとのことです。

誰もが一度は手にしたことがあるだろうあの赤い缶を、もう手にできなくなるのは何とも寂しい限りですね。
缶は長持ちしますので、この機会に購入して缶だけ残しておくなんてことも出来ます。

ところで、赤い缶の「サクマ式ドロップス」は佐久間製菓。もうひとつ、緑の缶の「サクマドロップス」はサクマ製菓から販売されています。
こちら「サクマドロップス」は、もちろん別会社のものなので、今後の販売は継続されます。

両社は創業を同じくする会社で、「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」はいずれも8種類の味があるそうです。ただ、サクマ式の方にはチョコレート、グレープの味があるのに対して、サクマの方はそれらがメロン、スモモの味になっているとのこと。
「サクマ式」「サクマ」ドロップスの違いは?廃業報道で混乱も 営業継続のサクマ製菓に聞く「歴史とこだわり」

チョコレート味とグレープ味はもう楽しめなくなってしまいますが、今後も「サクマドロップス」は購入可能ですので、「サクマ式ドロップス」がなくなってしまったからと大きく落胆する必要はなさそうですね。もちろん、あの赤い缶を見られなくなってしまうのは残念ではありますが。