スチール缶の形状を工夫した伊藤園「特濃コーンポタージュ」

寒くなると、つい手が伸びるのが、自販機の温かい飲み物。なかでもコーンポタージュは、この時期になると、つい手が伸びます。

スチール缶のコーンポタージュを飲んで、いつも悩ましく思うのは、最後にコーンの粒が缶の中に残ってしまうことです。缶を逆さにしても、なかなか落ちて来ないコーンの粒。結局、なかに残っているのが見えるのに、諦めるしかなかったこともあります。

そんなもどかしさを解消してくれる商品が伊藤園から販売されています。
伊藤園「特濃コーンポタージュ 缶 185g」

もどかしさを解消する方法は、スチール缶の形状を変えるというもの。飲み口の少し下あたりを少し凹ませた形状を採用しています。
流体力学の知見に基づいて、このような形状を採用したようです。缶の上部の凹みがあることで、それが粒を押し上げて、飲み口に引っかからずに出てきます。
飲んでみると、確かに最後の一粒までコーンが飲み口のところまで出てきます。

スチール缶の形状を工夫した伊藤園の「特濃コーンポタージュ」ですが、コーンポタージュの味は他社のものと比べても濃い目です。他社製品では、薄めの味付けのコーンポタージュもありますが、特濃の名に偽りなく、コーンの風味をしっかり味わうことが出来ます。
缶の形状も特徴的で、自販機で見つけると、ついついリピートしてしまいます。