自然災害に備えてスチール缶の利用を

2019年も全国で自然災害が相次ぎました。

特に台風での被害は記憶に新しいです。まちが水に浸かる光景は今でも忘れられません。

 

災害が多発している現在、あらためて防災について考えたいところです。とりわけ今年の台風での災害の時に問題になったのが、防災備蓄品が水に浸かってしまい、いざという時に使いものにならないという問題です。

実際に食料備蓄庫が浸水し、備蓄していた食料を廃棄せざるをえなかった事例もあるようです。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191020_13009.html

 

こういうときに頼りになるのがスチール缶です。

代表的な非常食である乾パンがスチール缶入りあることからも分かるように、保存性に優れたスチール缶は防災用の食品を詰めるにはもってこいなのです。

もちろん、スチール缶に入れれば、それだけ賞味期限も長く出来ます。

 

防災のプロが選ぶ非常食ランキングでもベスト5中3商品がスチール缶です。

https://www.bousaikan.jp/tokusyu/180129.html

 

スチール缶は光・空気・雑菌を完全にシャットダウンできます。もちろん、備蓄庫が浸水した程度では、びくともしません。

 

特に災害の時には、衛生面が気になるところですが、スチール缶はその点でも信頼できます。

あまり知られていないのかもしれませんが、加圧加熱して殺菌するレトルト殺菌という点で、頑丈なスチール缶は他素材の容器に比べても特に優れています。

スチール缶は密閉性という点で、光・空気ではプラスチック容器や紙容器に比べて優れていますし、レトルト殺菌という点ではプラスチック容器・紙容器だけでなくアルミ缶に対しても優れているのです。

ちなみに、アルミ缶でもレトルト殺菌が出来ないわけではないですが、加圧をすること、そして熱処理による内容物膨張を防ぐ必要があることから、レトルト殺菌を施すのであれば、アルミ缶より頑丈なスチール缶が選ばれます。

 

いざ災害が起きて、実際に防災備蓄品が必要となったときに、まさにスチール缶の真価が発揮されます。災害発生時から逆算をして、防災上で優れたスチール缶を選択するようにしたいですね。