缶詰で簡単レシピVol.7【さんまの炊き込みご飯】ミヤカン ふぞろいのサンマ醤油味

サンマご飯

缶詰で簡単レシピVol.7【さんまの炊き込みご飯】ミヤカン ふぞろいのサンマ醤油味

今回の缶詰レシピはサンマ缶を使用したお手軽炊き込みご飯の紹介です。

秋の味覚といえば、「サンマ」を思い出す方も多いかもしれません。

しかし、そんな食卓でたべる「サンマ」が高級魚になってしまうかもしれない現状を知っていますか?

さんまのレシピと共にお届けします。

 

目次

  1. サンマの漁獲不漁!?
  2. 缶詰への影響は?
  3. 日本とサンマの繋がり
  4. サンマ文化を維持するために、私たちの食卓でできること
  5. サンマ缶を使うメリット
  6. 今回使用した缶詰
  7. 缶詰で簡単!メスティンで作るさんまの炊き込みご飯

サンマ

サンマの漁獲不漁!?

近年、サンマの漁獲量は減少傾向にあります。

2020年の漁獲量は全国さんま捧受網漁業協同組合のデータによると、29,566トン。2019年40,517トンより約3割の減少と1年で大幅に減少しています。

サンマの漁獲不漁は日本だけの問題ではなく、国際的な問題として2021年、2月の25日には北太平洋漁業委員会(NPFC)の会合にてサンマの資源管理を議論し、2021、22年の公海と排他的経済水域(EEZ)を合わせた総漁獲枠について、20年比で4割減にすると決めた。この会合には中国や台湾など8か国の地域代表が出席したそうです。

缶詰への影響は?

漁獲量の減少は私たちの食生活にも影響を及ぼします。

2020年、サンマの記録的な不漁で仕入れ価格が上昇していることから、大手水産会社のマルハニチロは、今年4月以降、一部の缶詰商品を1缶当たり30円値上げすると発表しました。

値上げされるのはサンマのかば焼きや塩焼きの缶詰など4品目です。(※詳細は下記公式ページにて)

日本とサンマの繋がり

世界的にサンマの資源管理について考えようという働きがある中で、漁獲量を調べてみると面白いデータがあります。水産庁のデータで各国の漁獲量を調べてみると、日本韓国ロシア台湾中国で比べてみると圧倒的に日本の漁獲量が多い。

さらに、初めてデータを取られている1995年には273,510トン。他国で最も多い韓国31,321トンの約9倍である。

他国と比べて、日本人は昔からサンマを食べる文化が人々の暮らしに根付いていたことが考えられます。

サンマ文化を維持するために私たちが食卓で出来ること

そんな「さんま」とつながりが深い私たちが今後も「さんま」を食べていけるようにするためには、食卓でどのようなことが出来るか?

考えてみると、答えはシンプルです。

それは“無駄を減らす”ことです。

資源を維持するためには漁獲量を減らすだけでなく、私たち個人が現状を知り、日々の暮らしで無駄を減らしていくことが大切だと思います。

「沢山安く売っているから、大量に買い、食べきれなくて捨ててしまう」

そのようなことを無くそうと一人一人が心掛けて行動することが、資源維持・食文化の維持に繋がっていくのではないでしょうか。

サンマ缶を使うメリット

さんまの缶詰

ここで、サンマの缶詰を使うことの良さについて3点考えてみました。

1.1缶ずつ小分けにされれいるので、1人でも残さず食べきれる。

2.保存性が高く長期保管できるため食べきれなくて捨ててしまう、といった無駄を減らせる。

3.保存性が高く賞味期限が長いため、季節に関わらず食べることが出来る。

サンマ缶を使用するのには、このような利点があるのではないでしょうか。

 

生で食べても焼いて食べても加工して食べても美味しいサンマです。

今後も価格が上がっていくかもしれません。

私たち一人一人が心掛けて行動することが、今後もサンマを美味しく頂き続けられる秘訣かもしれません。

今回使用した缶詰

今回使用した缶詰は、「ふぞろいのさんま」醤油味です。

製造元の株式会社ミヤカンは宮城県気仙沼市に本社があり、気仙沼漁港で水揚げされた新鮮な魚を様々な形態にして販売しています。

株式会社ミヤカン

(※詳細は下記公式ホームページにて)

様々な理由で、今話題な「サンマ」の缶詰を使ったレシピをご紹介いたします。

缶詰で簡単!メスティンで作るさんまの炊き込みご飯

サンマご飯

材料(1人分)
さんま味付き缶:1缶
千切り生姜:1片分
米:1号
刻みネギ:少々

レシピ

①米を研いで30分水に浸けておく。

②その米をメスティンに入れ、さんまの缶詰も汁ごといれる。

②刻んだ生姜も入れる。目盛りの線まで水を入れる。

③弱火で20分炊く(汁が溢れたら蓋を開けてみて水分がまだいっぱいあったら、もうすこし炊く)

④水分が無くなったら、※メスティンの蓋が下になるように置いて5分ほど蒸らす。

⑤蒸し終わったら、蓋を開けて、さんまの身をほぐすように混ぜる。

⑥茶碗に盛り、生姜と刻みネギを乗せて完成。

※メスティンとは?:アウトドア万能調理器具。ご飯だけでなく、パスタや煮込み料理にも使えておすすめです。

さんまの炊き込みご飯

Instagramでは、さらに写真を載せてレシピを公開しておりますので、そちらも合わせてチェックしてみて下さい。

 


<<引用元>>

全国さんま捧受網漁業協同組合

各国、18年比4割減合意 公海サンマ 中台漁獲の歯止め期待:北海道新聞

北太平洋のサンマ漁獲枠は40%削減で合意:共同通信

水産庁各国のサンマ漁獲データ

マルハニチロサンマ缶詰価格改定

株式会社ミヤカン