いろりろ5月19日の放送回「スチール缶とアルミ缶!小銭とお札!磁石にくっつくのはどれ?」

※画像はスチール缶リサイクル協会Webサイトより引用

読売テレビで日曜日朝6時30分から放送されている「こどもちょうせんバラエティ いろりろ」
5月19日の放送回「スチール缶とアルミ缶!小銭とお札!磁石にくっつくのはどれ?」がYouTube上で全編公開されています。
youtube「スチール缶とアルミ缶!小銭とお札!磁石にくっつくのはどれ?(全編公開)【いろりろ公式】」

そのタイトルにある磁石にくっつくのは何かを調べてみるという内容は冒頭の5分程度で、残りの時間は動物をとりあげるものになっています。
時間は短いですが、磁石をとりあげた冒頭の部分は大人が見ても興味深いものとなっていました。特に、お金が磁石にくっつくのか調べてみるところで、お札が磁石にくっついたのは意外でした。お札を印刷する際に使うインクに、少しだけ鉄が入っていることによるそうです。

スチール缶とアルミ缶で、どちらが磁石にくっつくのかも、大人には自明なことかもしれませんが、実際に試したことがない人もいることでしょう。番組では、出演者の岡崎体育さんが実際に磁石でスチール缶を持ち上げて見せる場面があります。

スチール缶は、この磁石にくっつくという特性があるため、リサイクル時の分別がアルミ缶よりも容易です。
「スチール缶は鉄でできているからこそ、分別収集された缶の中から自治体の資源化施設などで手選別することなく、磁選機で自動的に大量に分別処理できます。」
スチール缶リサイクル協会「鉄と磁石を科学する スチール缶は鉄でできている!」

番組の中では、スチール缶の分別の容易さには言及されませんでしたが、鉄が磁石に引き寄せられる特性を子どもたちにも知ってもらい、ひいてはリサイクルについて学んでもらえる契機となると良いですね。