「門司港レトロビール」が商品の容器をスチール缶に変更

※画像は、門司港地ビール工房Webサイトより引用

昨年、北九州市で予約開始された持続可能な未来共創クラフトビール「GHH」の容器にスチール缶が採用されたことを記事にしました。

未来共創クラフトビール「GHH」第2弾はスチール缶を採用

このクラフトビールを製造していた北九州市の地ビール製造販売会社「門司港レトロビール」が商品の容器をスチール缶に変更すると発表しました。
乾杯!はスチール缶で

スチール缶への変更のきっかけは、昨年の「GHH」の限定販売だったそうです。缶の鋼材となる原板は北九州市の日本製鉄九州製鉄所八幡地区で製造されていますので、北九州の官営八幡製鐵所の歴史も踏まえて、「GHH」ではスチール缶が採用されていました。
これまで「門司港レトロビール」で販売していたビールの容器はアルミ缶でしたが、このほど、それがスチール缶に転換されたということです。

「門司港レトロビール」は、スチール缶の素材となる鉄は、何度でも再生させることが可能で、リサイクル率も高く、「商品を通じて、環境に優しい鉄の魅力をアピールしよう」と決めて採用したそうです。また、鉄の街・北九州を再認識してもらえるような商品にもしたいとのコメントも記事には掲載されています。

観光地・門司港のお土産として販売されている「門司港レトロビール」のビール。これからは、容器がスチール缶となって、お土産として持ち運んでも形が変わってしまう心配も不要となります。

北九州の歴史と鉄の特性を考えて、スチール缶が容器にあらためて採用される。このような動きは今後も広がりを見せていくのかもしれませんね。