この時期になると例年のことですが、スチール缶リサイクル率がスチール缶リサイクル協会(理事長:廣瀨孝日本製鉄代表取締役副社長)から公表されました。
日経新聞「スチール缶、リサイクル率12年連続9割超」
こちらの新聞記事は11月21日付ですが、協会による記者説明会は先月に行われています。
2022年度スチール缶リサイクル率等についての記者説明会を開催しました。
昨年もスチールエコライフでは、この件を取り上げました。
2021年度のスチール缶リサイクル率は93.1%
2021年度のスチール缶リサイクル率は93.1%でしたが、2022年度のスチール缶リサイクル率は92.7%となりました。少しだけリサイクル率は落ちたとはいえ、12年連続での90%越えです。80%台のペットボトルや70%台のガラスびんと比較しても健闘していると言えるのではないでしょうか。
スチール缶のリサイクル率は、「国内スチール缶回収・再資源化重量/スチール缶消費重量」で算出されます。このうち、スチール缶というのは、「飲料缶+食料品+一般缶+18リットル缶の一部」となっています。
スチールはライフサイクルを通じて環境に優しい素材です。磁力選別が出来る容器ということで分別もしやすく、引き続き高いリサイクル率を維持していけるよう、分別回収など協力できることはきちんと協力していきたいですね。