オリジナル缶詰で海の課題を解決する「LOCAL FISH CANグランプリ2022」

日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施されている、地域の課題魚「LOCAL FISH」を活かしたオリジナル缶詰のアイデアを募集する「LOCAL FISH CANグランプリ」。

LOCAL FISH CANグランプリ2022

 

このほど、一次審査の結果が発表され、一次審査を突破した31チームが公表されました。

一次審査は動画審査で、二次審査が予選大会、三次審査が全国大会となります。

youtube「2022年大会 参加者募集中!」

 

全国大会に進出する9チームは、オリジナルの缶詰作りを体験することが出来ます。

 

昨年も「LOCAL FISH CANグランプリ」は開催されていまして、最優秀賞は富山県立滑川高等学校による「越中鰯ブラックラーメン味」でした。

こちらは、ホタルイカ漁で一緒に穫れてしまうイワシを、富山のブラックラーメン味で煮て缶詰にしたものです。

優秀賞ではブダイを、特別賞ではナルトビエイを、それぞれ缶詰にしたアイデアでした。

いずれも、商品として販売されている缶詰では使われていないような魚を扱っており、まさに地域の課題魚を缶詰めにするという、このイベントの趣旨をよく汲んだアイデアだと言えそうです。

 

今年の一次審査通過のアイデアを見ても、様々な魚が取り上げられています。

オリジナル缶詰で海の課題を解決!全国の高校生が缶詰の開発をするアイデアコンテスト「LOCAL FISH CANグランプリ2022」31チームが一次審査を突破しました!

 

なかには、昨年も取り上げられていたブダイやナルトビエイを取り上げたアイデアもあります。

 

10月に開催される全国大会には、どのアイデアが勝ち残って、実際に缶詰が作られるのか。この後、どのアイデアが勝ち残っていくのか気になるところですね。