雪印メグミルクの新発売液体ミルクはスチール缶入りに

昨年、乳児用液体ミルクの日本での販売が開始されました。

最初に販売されたのは、江崎グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」と明治「明治ほほえみらくらくミルク」です。
江崎グリコは紙パック入り、明治は缶入りと、容器が異なっています。
容量も江崎グリコのものは125ml、明治のものは250mlと異なっています。
直ぐに使用するなら、江崎グリコの紙パック入りのものを、保管することも考えるならば明治の缶入りのものをという、ある種のすみわけが出来ていたのかもしれません。

ここにきて、雪印メグミルクは先行2社を追うかたちで市場に参入することになりました。
https://www.ssnp.co.jp/news/milk/2020/01/2020-0129-1612-14.html

気になる容器と容量ですが、まずは容器。雪印メグミルクはスチール缶入りのものを発売します。これで、缶入りの液体ミルクが多数派になりました。
容量は200mlですので、先行2社の間をとったかたちとなりました。

やはり、容器には丈夫なスチール缶が選ばれました。
液体ミルクは、日常使いはもちろんのこと、災害発生時などに真価を発揮しますので、保存にあたって丈夫なスチール缶の選択は合理的な判断なのではないでしょうか。
自治体の災害用の備蓄などでは、このスチール缶入りの液体ミルクが選ばれていくことになるように思います。

これで日本を代表する粉ミルクメーカーからの液体ミルクの販売が出揃いました。その他、大きなところでは3社ほど粉ミルクを販売しているメーカーがあります。2社がスチール缶を選択したことから、今後はスチール缶の採用が進むかもしれません。