『月刊ウェイスト・リサーチ』の記事から

ごみ処理問題とリサイクル問題の情報を提供する専門誌『月刊ウェイスト・リサーチ』。

 

あまり一般の人の目に触れるものではなく、関係する業界の人向けに発行されている専門誌ですが、その記事には一般向けのものも多数あります。

毎号、掲載記事の内容がブログで紹介されていますので、その内容の一端を垣間見ることができます。

月刊ウェイスト・リサーチの内容紹介

 

こちらでは、主に各号で組まれている特集の内容が紹介されています。

特集の他には、リサイクルマーケットに関する記事もあります。その中では、鉄クズや古紙に関する現況を紹介する記事であったり、その他にニュースがあったりします。

内容がブログで紹介されている最新の号は2020年11月号になりますが、その中のニュースでは、スチール缶リサイクル協会による2020年第1回「散乱防止・美化キャンペーン」が取り上げられています。

 

この様子は、スチール缶リサイクル協会のWebサイトでも紹介されています。

散乱防止・美化キャンペーンを京都府京都市で実施しました。

 

この件については、『月刊ウェイスト・リサーチ』の2020年12月号でもリサイクルマーケットの欄で取り上げられています。

 

スチール缶リサイクル協会の取り組みに関して自治体職員とのやりとりを紹介した上で、「「散乱防止・キャンペーン」は協会が設立して1973年からだから、なんと47年間も実施していることになる。 ~(中略)~ 決して派手ではないが、自治体関係者などは案外こうした取組みを見ているのかもしれない。」としています。

 

スチール缶リサイクル協会の取り組みもそうですが、案外身近なところでの活動であっても、専門誌でないと取り上げられないということがあります。しかし、スチール缶は地道に着実にこういう活動をしているからこそ、リサイクル率が高いということもあります。

私たち消費者として、見えにくいですが、このような陰ながらの努力をしっかり認識しながら環境の事も考えた消費活動をしなければいけないと感じますね。