※画像は、wikipedia「シュールストレミング」より引用
「世界一臭い缶詰」で有名なシュールストレミング。これがスウェーデン大使館に設置されている自販機で販売されているということで話題になり、記事にもなっています。
「世界一臭い」缶詰を売る自販機 「夏こそ食べたい」需要を聞いた
どれくらい売れるのか、勝手に心配してしまいますが、缶詰なので少しくらい売れなくても保存の観点からは問題はなさそうですね。といっても、中身が発酵しすぎて爆発してしまわないか、やっぱり心配ですが。
さて、記事を読み進めてみると、夏はシュールストレミングの季節と書かれています。本場のスウェーデンでは、シュールストレミングを振る舞うパーティーが開かれるとのこと。春にバルト海でニシンをとって加工する。缶詰で発酵させて、夏にシュールストレミングの「初物」を屋外で食べるパーティーを行うというのです。
日本では、なかなか店頭で目にするような缶詰ではありませんが、Amazonでも購入は可能です。
ちなみに、スウェーデン大使館の自販機では、シュールストレミング1缶で5500円。
航空危険物になるため、輸送に費用がかかっていることが価格を押し上げているそうです。缶詰は運搬も容易だとは思いますが、さすがにこれは簡単に運搬できるものでもないようで、日本では、なかなか気軽に試してみるとは言いにくい缶詰ですね。
もし試してみる際には、缶詰の開封の仕方にも工夫が必要のようですので、注意を払いつつ試してみたいものですね。