スチール缶リサイクル協会が発行している広報誌「STEEL CAN AGE」。その最新号の記事が協会のWebサイト上で公開されています。
なかなか一般の人が手に取ったり、ましてや記事を読んだりする機会はないと思いますが、その内容が興味深いので紹介したいと思います。
まず、表紙にも登場しているLiLiCoさんの記事があります。
LiLiCoさんがリサイクルの話をするというのも新鮮です。
続いて、MAIN REPORTとして、日本製鉄によるエコリーフ環境ラベル認証の取得についての記事があります。
エコリーフというのは聞き慣れないものだと思いますが、記事中に「エコリーフとはLCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取、製造から廃棄・リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示するもの」とあるように、環境に優しい製品を認証して表示する仕組みのことのようです。
「日本製鉄はスチール缶に用いられている3鋼板製品でエコリーフ認証を取得し、これを契機に、こうした環境情報を積極的に発信していきたいという。」とも書かれていて、記事では鉄のリサイクルについて詳しく解説されています。
さらに、製缶メーカーの取り組みも紹介されています。
やはり鉄で出来たスチール缶って環境に良いんですね! このことをもっと沢山の人に知って貰いたいですね。
その他、缶詰博士の黒川勇人さんの記事やスチールエコライフでも紹介したことがある吉野家の牛丼の缶詰を紹介した記事などがあります。
いわゆる業界誌に分類されるものだと思いますが、実際に読んでみると、専門性が高い事柄も分かりやすく解説されており、読み物としても十分に楽しめる内容になっていると思います。
普段生活していると目に触れる機会はないかもしれませんが、Webサイトで誰でも閲覧出来るように公開されていますので、一度目を通してみると面白いと思います。