ダイドーグループHD 「鬼滅の刃」缶コーヒーで最終利益が前年比8割増

コロナ禍で、企業業績といった話題でも暗い話を耳にすることが多いですが、そんな中でも明るい話題を目にしました。

ダイドーグループHDでは、「鬼滅の刃」キャラクターを描いた缶コーヒーの売り上げが好調で、最終利益が前年比8割増加したというのです。

ダイドーグループHD 「鬼滅の刃」効果で最終利益が前年比8割増

 

去年10月から漫画「鬼滅の刃」のキャラクターをパッケージにデザインした缶コーヒーが販売されていました。「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」の45周年記念ということで、「ダイドーブレンド ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」「ダイドーブレンド 絶品微糖」「ダイドーブレンド 絶品カフェオレ」のそれぞれで別々のキャラクターを配し、そのデザインは全28種ありました。

大人気TVアニメ 「鬼滅の刃」×「ダイドーブレンド」がコラボ

 

これだけあると、缶をコレクションしようとする人もいたでしょうし、好きなキャラクターのデザインの缶を見つけたら、ついつい貴重だから手に取ってしまうということもあったはず。もちろん、自販機での購入の場合、お目当てのキャラクターの缶がなかなか出て来ないということあったことでしょう。なかには、キャラクターデザインごとに購入可能な自販機もあったようです。そうなると、自販機に陳列される缶コーヒーの大半が「鬼滅の刃」缶という状態です。

 

人気の缶コーヒーとなって、発売後には販売計画を変更して追加で1500万本を販売というニュースもありました。

ダイドーブレンド「鬼滅の刃コラボ缶」1500万本追加販売、3週間で5000万本突破など好調受け決定

 

「鬼滅の刃」の映画の大ヒットなど、追い風となる出来事もありましたが、これまで缶コーヒーをあまり手に取らない若者や女性も購入するようになったことで、大きく売り上げを伸ばしたようです。

缶コーヒーの缶は主にスチールで作られていますので、そのリサイクルも容易です。売れれば売れるほど環境に大きな悪影響を及ぼすといったことも基本的にはないので、このような明るい話題もシンプルに喜ばしく思えます。

 

まだ「鬼滅の刃」缶コーヒーは購入可能ですので、未見のキャラクターがある場合などは、今のうちに手に取っておきたいですね。