缶詰というと、その中身は食品をイメージするはずです。
食品のほかにも、鹿児島桜島の降灰を詰めた缶詰や線路の玉砂利を詰めた缶詰を紹介したことがありますが、そのような事例は例外的でしょう。
そんな中で、大変興味深い缶詰を見つけました。
それは、「ガソリン」の缶詰です。
レギュラーガソリンが1リットル詰められた缶詰が販売されているのです。
主に災害時への備えとして売られているものですが、自動車などに積んでおいても問題ないとのことで、予備燃料としても利用することが出来るそうです。
耐熱性とか耐震動性など、何か問題があるのではないかと思うところですが、高品質な鉄缶を使用し、熱や振動について厳正なチェックを受けているとのこと。
食品を詰めた缶詰めもそうですが、缶詰の特性ゆえに、その中身は長く保存がききます。こちらのガソリンの缶詰も3年間品質保証となっています。
咄嗟にガソリンが必要になる時はそう多くないでしょうが、備えあれば患いなし。普通にガソリンを給油することを考えると割高ではありますが、保存もききますので、購入を検討しても良さそうです。
ちなみに、他に「灯油」の缶詰もあるようです。
暖房器具で灯油を利用することは減ってきているのかもしれませんが、電気が使えない非常時、いざというときに燃料の灯油がないということも起こりうると思いますので、こちらも備蓄用に有用な缶詰なのではないでしょうか。