コロナでスチール缶のリサイクルが増える?

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横浜市資源循環公社のWebサイトに、こんなニュースが掲載されていました。

 

「資源選別施設でのコロナによる巣ごもりの影響?!」と題して、4月から7月にかけて、横浜市資源循環公社が選別して再資源化している、缶・びん・ペットボトルのうち、鉄(スチール缶)の量が増えているというのです。

「資源選別施設でのコロナによる巣ごもりの影響?!」

 

そして、鶴見資源化センターで、鉄プレス機投入直前の鉄から40kgを抜き取り、その内訳の調査結果も公表されています。

内訳の区分は三つで、その割合は以下のとおり。

缶コーヒーが25%、飲食缶(ツナ缶・さば缶等)が41.25%、その他(粉ミルク缶・海苔缶・クッキー缶等)が33.75%。

 

横浜市資源循環公社は、以下のような仮説を立てています。

 

・コロナの影響で家にいる時間が長いので沢山のお菓子を食べた

・家で缶コーヒーやジュースを飲む人が増えた

・暑いので、フルーツ缶でデザートを作って食べた

 

実際に多かったのは飲食缶なので、横浜市資源循環公社が立てた仮説はあまり正しくなさそうです。

 

自宅で飲食缶を使って料理をしたり、家飲みのお供におつまみ缶詰が消費されたりしたのでしょうか。

コロナの影響かどうかは別にして、スチール缶はリサイクルに適しているので、その取扱量が増えているのは好ましい事態ですね。