レジ袋有料化が始まって一か月が経ち、もうレジ袋を受け取らないことにも慣れたように思います。
プラスチックごみ問題の解決ということではレジ袋有料化は象徴的な取り組みだとは思いますが、問題視されている海洋プラスチックごみの発生源ということではペットボトルなど他にも大きな割合を占める製品がありますので、まだまだ取り組むべきことはたくさんあります。
先日、TBS系で放送された「報道特集」では、プラスチック対策の先進国としてドイツが紹介されていました。
海外の取り組みを見ると、日々の生活の中で、例えばプラスチック製品の購入を控えたり、鉄などのリサイクルに適した素材から出来た製品の購入をしたりすることが大切であることを痛感させられます。
そんなドイツで利用が進んでいるアプリがあります。
それが「Codecheck」というアプリ。
仕組みはシンプルで、アプリを起動してスマホを商品にかざし、バーコードを読み取らせるだけ。
こうすることで、その商品が環境に優しい製品か、マイクロプラスチックが含まれているか、アレルギーの原因になる物質が含まれているかといったことを知らせてくれます。
暑い日も続き、飲料品を購入する機会も増えますが、マイクロプラスチックごみ問題のことを考えて、ペットボトルではなく、缶を購入するという選択をすることは出来ます。
ただ、もう一歩踏み込んで、見た目では環境に優しいのかどうか分からない商品も吟味して購入する。そういう心がけが大切になってくるように思います。
もちろん、まず第一歩はマイクロプラスチックの発生源になることが明らかな商品の購入を控えることだと思います。