フランス人のガラス工芸家・宝飾デザイナーのルネ・ラリックの作品を常設展示している箱根ラリック美術館。3月19日から企画展「明日への祈り展 ラリックと戦禍の時代」を開催しています。
ラリックは、第一次世界大戦で傷ついた人々のためのチャリティ用のメダルやブローチ、キリストや天使をモチーフにした作品を残しています。それらの作品がこの企画展では紹介されています。
企画展は11月27日までの開催となりますが、併設のカフェ・レストランLYSでは、「祈り」のテーマにあわせて、限定スイーツ「修道院の3時のおやつ」(\1,100)を提供しています。
修道院が発祥とも言われているカヌレやフィナンシェ、スペインで発祥した焼き菓子ポルポロンなどがブリキのバケツにたっぷりと詰め込まれています。
このお菓子は食べきれないくらいに盛り沢山なのですが、「食べきれない時は、ブリキのバケツ缶ごとお持ち帰りいただけます」とのこと。
ブリキのバケツは丈夫で様々な用途に使えます。たとえば、ちょうど春先で陽気も良くなりますので、土を入れて花の寄せ植えをしてみるといったことにも使えます。
スイーツの器に使うというのも思わぬ用途と言えそうです。
この限定スイーツの提供は春限定とのこと。企画展の期間は長いですが、ブリキのバケツの入手のためには、この春のうちに足を運びたいところですね。