海洋プラスチック問題が注目を集めています。先日、新たに環境大臣に就任した小泉進次郎議員も最初の会見で、海洋プラスチックの削減対策を世界に向けて発信していくと述べていました。
では、具体的な対策は何かというと、一番に思い浮かぶのは日常でのプラスチックの利用を減らすことです。ただ、身の回りのプラスチック製品を直ぐに減らしていくというのは、そんなに簡単でもないでしょう。
新たに何かを購入する際に、気を付けるというのが出来ることの第一歩でしょうか。
そんな中で、自治体レベルでの取り組みも広がっています。
先進的なところで行われることというと、神奈川県のようにプラスチックごみをゼロにする宣言を行うということでしょう。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/p3k/sdgs/index.html
神奈川県内では、鎌倉市も「かまくらプラごみゼロ宣言」をしています。そして、鎌倉市は更なる取り組みを行っています。鎌倉市の施設に設置されている自販機でのペットボトル飲料販売を廃止したのです。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-170625.html
ペットボトル飲料は何か便利なので、何気なしに購入していると思いますが、それがプラスチック問題にもつながっています。ですので、鎌倉市は自販機から撤去するという判断に至ったのです。
考えてみれば、ペットボトル登場前は、スチール缶やアルミ缶が大勢を占めていました。
特にスチール缶はリサイクルの観点からは大変優れた容器です。
https://www.youtube.com/watch?v=3OuFvGWLg4g
自治体の取り組みが全国に波及すると、街中の自販機からもペットボトルが消えて、昔のように缶に入ったものだけになるかもしれませんね。