今年も年末を迎え、様々なところで「今年の10大ニュース」が発表されています。
そのひとつ、「缶詰業界十大ニュース」を缶詰記者会が選定しました。その結果が公表されています。
食品新聞「缶詰業界 コロナ禍で内食底堅く レトルトも進化 今年の10大ニュース発表」
こちらスチールエコライフでも取り上げた「スチール缶リサイクル率が過去最高を更新」も8番目にあげられています。
その他には、「コロナ禍で缶詰・瓶詰・レトルト食品の需要堅調」や「災害食大賞に缶詰関連各社の製品受賞」といったニュースがあげられています。
また、「原材料、物流費等の高騰で国産・輸入品とも製品値上げ相次ぐ」や「世界的なコンテナ不足が輸入品の供給に影響」、「サンマ歴史的不漁続く、前年下回り最低水準」などもあって、缶詰の需要が堅調な一方で、原材料の確保が課題になった一年であったこともうかがえます。
業界ならではということでは、「新物(令和2~3年度)国産ミカン缶、43万箱を回復」というニュースがあるでしょう。
国産ミカン缶の減産傾向に歯止めがかかったということです。
いずれにしても、2021年はコロナ禍の中で缶詰の魅力が注目され、需要が伸びた一年だったと言えそうですね。
昨年もこの缶詰業界の十大ニュースをスチールエコライフで紹介しました。
「コロナ禍で缶詰・瓶詰・レトルト食品の需要堅調」のように、昨年と引き続き十大ニュースに入ったニュースも見受けられます。
来年は、スチール缶リサイクル率の更なる向上だとか、缶詰の需要の堅調が続いたりするのでしょうか。話は早いですが、来年はどのような十大ニュースになるのか気になります。