金婚式や銀婚式。
そのワードを聞いたことがあるという人が多いと思います。おそらく、それが結婚何年目を指すのかも、何となく答えられる人も多いのではないでしょうか。
答えは、金婚式が結婚50年目、銀婚式が結婚25年目です。
ところで、25年目や50年目以外の周年記念もあるのをご存知でしょうか。
例えば、40年目はルビー婚式ですし、15年目は水晶婚式です。
そうか、「5の倍数に〇〇婚式があるのか」というと、それはちょっと違います。
実際、5の倍数の年には〇〇婚式の呼び名がついているのですが、その他の周年にも結婚記念日に呼び名がついています。
https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0014
こちら、日比谷花壇のサイトです。結婚記念日に花を贈ろうということで、結婚記念日の呼び名の一覧が掲載されています。
結婚1年目は紙婚式、2年目は藁婚式、3年目は革婚式というふうに、1年目から15年目までは毎年何らかの呼び名がつけられています。
結婚記念日発祥の地であるイギリスでは、15年目までは1年単位で、それ以降については5年単位で祝う風習があるとのことです。
その中で、面白いなと思ったのは6年目の鉄婚式や7年目の銅婚式です。
金が50年目、銀が25年目なのですが、その途中の年で金属名が登場するようになっているのです。
その他にも、10年目は錫婚式(アルミ婚式)、11年目が鋼鉄婚といった具合です。
結婚した夫婦の関係がより強固になっていく。そんな意味が込められているのではないでしょうか。
それぞれの結婚記念日では、それぞれの呼び名に応じた贈り物をします。
鉄婚式なんて何を贈れば良いのかなと思って検索すると、以下のようなサイトを見つけることが出来ました。
ランキング形式でプレゼントが紹介されています。
1位:鉄鍋
2位:フライパン
3位:包丁
キッチン周りの贈り物が好まれているようですね。
上位の三つは、いずれも長年使い込むことによって味の出るキッチン用品です。
6年目の鉄婚式を記念して贈られて、その後に何年も使い込んで10年目の錫婚式や25年目の銀婚式を迎える。そんなストーリーが思い浮かびます。