鉄のフライパンは育てるモノ

通販番組を見ていると、必ずと言って良いほど、テフロンのフライパンが登場します。焦げにくくて、洗うのも簡単、と。

でも、テフロンのフライパン、いつかは劣化して使えなくなります。

 

そこが最近見直されつつある鉄のフライパンとの違い。

鉄のフライパンはきちんと手入れをすれば、それこそ一生モノ。使えば使うほど、手にもなじんでいきます。鉄は錆びるってイメージを持つ人も多いと思いますが、鉄のフライパンを油と仲良くさせると、錆びにくくなります。そう、鉄のフライパンは育てる醍醐味のある調理器具なのです。

 

「フライパン 油慣し」とか「フライパン 油返し」なんてキーワードで検索すれば、すぐに関連する情報も見つかりますし、いまはYoutubeで実際に鉄慣らしをしている映像も見つけることが出来ます。

 

その方法がシンプルにまとまっているのは、無印良品のサイトです。

https://www.muji.net/mt/contact/cmdty_faq/daily_necessities/kitching/030008.html

 

鉄のフライパンは少し重くて、錆びるし扱いにくいと思われがち。でも、きちんと簡単な手入れをしながら使うと、これほど使い勝手の良いものはなかなかありません。使えば使うほど、愛着もわきます。

 

鉄のフライパンからは鉄が少しずつ「溶け出す」ので、自然と料理に鉄分が含まれるようになります。使って料理をするだけで鉄分補給も出来る。なんとも優れた機能も隠し持つ鉄のフライパン。価格もそれほど高くないので、手に取ってみてはどうでしょうか。